こんにちは、ふしぎ整体すみきりやです。
最近、SNSでふと目にするハッシュタグ「#happy」。
何気ない日常のひとコマ、手作りのごはん、天気のいい日、お気に入りのカフェでの時間…。
どれも特別なことじゃないけれど、「あ、なんかいいな」と思わせてくれる瞬間が詰まっています。
こういう投稿を見るたびに、わたしは思うんです。
“幸せ”って、実は身体の感覚とすごく近いところにあるって。
たとえば、うちの整体に来られる方で
「なんかしんどいんです」
「理由はわからないけど、呼吸が浅い気がします」
そんなふうにお話してくれる方がいらっしゃいます。
カウンセリングの中で、その「なんか」の正体を一緒に探していくと、
過去の体験、心のクセ、人間関係の中で無意識に我慢してきたこと……
そういった“見えない緊張”が、身体の中に残っているのがわかってきます。
そこで、musubiメソッドを使ってゆっくりと触れ、
相手の状態を「見留めて」「受け留めて」、ただ“待つ”。
そうすると、不思議なことに、呼吸が深まり、こわばりがゆるみ、
その人本来の“自然な状態”が少しずつ戻ってくるんです。
そして帰り際、ふとこぼれる
「今日はなんか、空がきれいに見える」
「久しぶりに自分のこと、好きだなって思えた」
そんな一言が、とても愛おしくて。
それってまさに、その人の中に“#happy”が灯った瞬間なんだと思うんです。
わたしたちが目指しているのは、
「何かを良くする整体」ではなく、
「本来の自分に還っていく整体」。
それは、小さな違和感に気づくこと。
そして、ちゃんと自分を大事に扱ってあげること。
誰かの期待ではなく、自分の“好き”や“心地よさ”を選んでいくこと。
それが、ほんの少しずつ積み重なることで、
気づいたら「#happy」が、日常に増えていく。
わたしはそう信じています。